私たち皆が知っていることなのに、大抵の場合、気にしないか、大丈夫だろうと考えています。ですが、私たちのデータを使用する企業や犯罪者はその数を増すばかりです。
寝る前には玄関に鍵をかけますよね。自宅に招かれざる客が入り込むのを避けるためにそうするのです。それなのに、あなたのコンピューターやタブレット、スマホはインターネット上で誰もが自由にアクセス可能な状態です。これではまるで鍵のかかっていない玄関と同じことです。
こうした理由により、デバイスやプライバシーを保護するためにVPNを使うのは賢明なことなのです。
このガイドでは、数分でインターネット上のデータを保護する方法を学びます。
あなたが危険にさらされているかもしれない理由をご説明します。
インターネットに接続されるデバイスにはすべて、IPアドレスと呼ばれる一意のID番号が与えられています。私たちはこのIPアドレスを使ってデバイスを追跡し、取り戻すことができるのです。IPアドレスが保存されない限り、ネット上でできることはほとんど何もありません。たとえば、あなたがウェブサイトにアクセスしたり、メールを送信したり、問い合わせフォームに記入したりするたびに、IPアドレスが保存されます。
あなたのIPアドレスが自由に利用できる状態にあるという事実は、いくつかの点であなたにとって都合のいいことではないのです。まず第一に、あなたのインターネットプロバイダーや当局が、IPアドレスが残した痕跡を通してあなたのオンライン活動を監視する可能性があります。
第二に、ハッカーなどの悪意を持った他者の攻撃に対して脆弱になってしまいます。それ以外なら無邪気に見える数値の組み合わせが裏口として働き、あなたのデジタルライフのすべてがそこから直接入り込まれてしまうかもしれないのです。
VPNとは何でしょう?
VPNを使えば、簡単かつ迅速にプライバシーを保護することができます。ご利用のデバイスをVPNサーバーに接続すると、デバイスを出入りするすべてのトラフィックはそのVPNサーバーを経由してルーティングされます。つまり、あなたがデバイスを使用する際にあらゆる場所に登録されるのは、あなた自身のIPアドレスではなく、VPNサーバーのIPアドレスなのです。
あなたのデバイスとVPNサーバー間の接続は、最新のセキュリティ標準に則り100%保護されています。当サイト推奨のVPNプロバイダーのいずれかをご使用になれば、何ものも決してあなたを追跡することはできません。
そうすれば、あなたはウェブ上では匿名であり、かつ安全です。 あなたがどのウェブサイトにアクセスしたか誰にも分かりませんし、誰もあなたのIPアドレス情報を悪用できません。
VPNは慎重に選びましょう
完全保護をお望みであれば、当サイト推奨のVPNプロバイダーのいずれかをご選択になる必要があります。
これは、企業がどの程度のユーザー情報を保存しなければいけないかを定めた規則が国によって異なるためです。そしてVPNプロバイダーは当然のことながら事業展開国の法律を遵守する必要があるからです。
ですが上記で説明しましたように、VPNの良い点は、何ものもあなたの行動を監視できないということです。ですから、諜報機関などの当局がユーザーやユーザーのサービス使用に関する情報の提供を要求できるのであれば、それはVPNの目的にまったく反することになります。米国や英国の当局は、情報を入手しやすいグループに属します。スカンジナビア諸国も、情報入手にあたってはほとんど何も必要としません。
ですから、当VPNサービスレビューでは、VPNサービスがどのプライバシー法の対象となるかについて多くの注意を払いました。情報をVPNサービス独自の裁量で要求できるのであれば、プライバシーの保護目的でVPNを使用する意味がありません
このため当サイトの世界最高のVPNのリストでは、その最上位をプライバシーが重視される国に居住するプロバイダーが占めています。
最適な国
プライバシー保護に最適の国の多くが、銀行業務機密性や税金逃れと結び付けられて考えられることは少なくありません。こうした国に含まれるのが、パナマ(NordVPN)やイギリス領ヴァージン諸島(ExpressVPN)といった国です。 ですが、あなたの情報はルーマニア(CyberGhost)でも十分に保護されます。